2019年02月27日

鳥の体重どれくらい?



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ニュース和歌山子ども版 2019年2月27日掲載

前回に続いて、和歌山大学教育学附属小学校第4学年の子どもたちからの疑問

「フラミンゴの脚(あし)はあんなに細長いのに、どうして体を支えられるの? もしかしたら体重が軽いから?」

なるほど、体重と関わらせて考えたんですねik_73

そこで、

ポケット「フラミンゴの体重、どれくらいかな?」

子どもたち「15キロくらい」 「20キロくらい」
「だって人間だったら、足とかに筋肉あるから、その分重いやん。でもフラミンゴやったら足が細いし、そんなに筋肉がなさそうやし」


少なく見積もって、15~20キロくらいと予想しました。

でも調べてみると、フラミンゴは大体2~4㎏(しかありません)。 子どもたちはえー!と驚きました。face08

◆体重と軽い骨

空を飛ぶ鳥は、骨がうすく軽いしくみになっています。

ポケットさんの自宅にある、フラミンゴの頭の骨。 わずか10グラム。1円玉10枚分の重さしかありません。

手の平にのせても、ふわっとした感触。

ちなみに、空を飛ばない鳥の体重を調べて見ると、
ペンギンは体が小さいですが、フラミンゴとほぼ同じ体重。
エミューは約50キログラムで、人間のおとなくらいの体重があります。

◆バランスのよい骨の配置

フラミンゴが、あの細長い脚(あし)で安定して立てるのは、骨の配置のバランスと関係があります。

『鳥の骨探 エヌ・ティー・エス』 のデータ
フラミンゴの骨の長さ
 脚の甲(足根中足骨) 34cm
 脚のすね(脛足根骨) 36cm

甲とすねの長さがほぼ同じ。
バランス良く立てる配置になっています。

それも1本足でずっと。。


フラミンゴのまねをして1本足で立ってみよう。どれくらいの時間、たっていられるかな?  


Posted by ポケット at 13:06Comments(0)構造と機能

2019年02月13日

フラミンゴの脚の筋肉



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ニュース和歌山子ども版 2019年2月13日掲載

小学校理科第4学年では、「人の体のつくりと運動 骨と筋肉」を学びます。

動物の骨と筋肉を、本物を観察して学ぼうと、和歌山大学教育学部附属小学校第4学年の子どもたちが、学校のすぐ近くにある、和歌山城公園動物園で授業を行いました。


動物園での観察♪
「あしをどうつかうかな?」


先生が動物園に持参した骨模型face08
ヒトの骨とくらべてみる

ポケットさんも、授業に呼んでいただき、動物の骨と筋肉のはてなik_19を、一緒に考え、話し合いました

ik_94

子どもたちとの対話内容を、先生が板書してくださったもの(一部)です。

今回は、はてな?が多く出た、フラミンゴのながーい脚(あし)ik_18についての疑問

「フラミンゴの脚に筋肉がない・・?」



確かに細長い脚(あし)は、綿菓子の棒のようで、筋肉がないように見えます。

まず、あのながーい脚は、私たちの脚の、どの部分かを確認してみると、

フラミンゴの脚の真ん中あたりのふくらんだ部分は、私たちの足首、かかとになります。 ひざではありません。

だから曲がり方はこうなりますface08 違和感がありますが、、


神戸市王子動物園で撮影した休息するフラミンゴ。
私たちが立っている姿勢と同じ状態です。


つまり、フラミンゴの長い棒のような脚は、私たちの足の甲と、すねの骨がそれぞれ長くなっている部分です。

筋肉は膝(ひざ)から上に多くついていて、外からは見えにくくなっています。

空を飛ぶ鳥類は、体の重心に重い筋肉を集めたつくりになっています。

すると、子どもたちから 「フラミンゴって空を飛ぶの??

動物園では、空を飛ぶイメージがわかないのかも。。face07

フラミンゴは、餌となるプランクトンが発生する水場を求めて、たくさんの群れで空を飛び、移動します。

野生のくらしも調べてみてね。

関連記事 朝日新聞和歌山版「わかやま動物ウオッチング」 


参考になる本 『骨と筋肉大図鑑3 鳥類 学研教育出版』
  


Posted by ポケット at 11:44Comments(0)構造と機能筋肉