2019年07月08日
カニに似たヤドカリ

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ニュース和歌山子ども版 6月26日掲載
6月16日、加太海岸で、和歌山県生物同好会主催の磯の生物観察会が開催されました。
潮が引きつつある磯には、多種多様な生物がたくさんいました。
様々な貝類!! 模様や色が少しずつ違う 命名もユニーク ウノアシガイ ヨメガカサガイ ヒザラガイなど
魚、ヒトデ、ウニ、ナマコ、カニ、ヤドカリ、、
アゴハゼの向こうにいる赤い触角の主は? → ケアシホンヤドカリ です!!
こちらは、種類が異なるホンヤドカリ。触覚は赤くありません。
そしてこちらも ヤドカリ!? カニにそっくりだけれど、歩く足が左右3本ずつで、触覚は長いです。 その名も「イソカニダマシ」
はてな?を教えてくれた、りほさんとこうきさんは、カニそっくりのイソカニダマシに驚いたそうです。
「ヤドカリの仲間なのにどうしてカニに似た姿なんだろう?」
「変身した?」「いっぱい食べてカニみたいになった??」
このとき、採取した、貝をつけていない、ケアシホンヤドカリ を見ました。
貝がないと、たよりなさそう、、

そこで考えたのが、「すみかになる貝がみあたらなくて、カニのような形に進化したのでは?」
様々な姿かたちのヤドカリが、食べ物やすみか、いろいろな生き物や環境とどうかかわってくらし、長い年月を経て進化してきたのか
思いをめぐらせたひととときでした

この夏、ぜひ、磯で遊んで、いろいろな生き物を見つてね

この記事へのコメント
加太の海岸生物の豊かさはここ20年ほどの間に減少しましたが、全体的に見れば優秀なものです。子供たちにはこの自然の豊かさを体験していただければ幸いかと思います。
Posted by 土井 浩 at 2019年07月08日 19:49
土井先生、観察会ではお世話になりまして、ありがとうございました!
ヤドカリだけでも奥が深く、貝も様々で、多様性を実感いたしました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
ヤドカリだけでも奥が深く、貝も様々で、多様性を実感いたしました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
Posted by ポケット
at 2019年07月08日 23:57
