2018年12月12日

耳の形とはたらき



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ニュース和歌山子ども版 2018年12月12日掲載

前回のつづき。こうきさんからの、「ウサギの大きな耳はなぜ?」 について考えてみましょう。

鳥には顔から張り出した大きな耳(耳介)がありませんが、哺乳類(ほにゅうるい)はいろいろな形、大きさの耳をつけています。

それはなぜだろう?

前回紹介した本、『鳥たちの驚異的な感覚世界』では、

「哺乳類で耳介が発達したのは、夜に活動するグループが聴覚(ちょうかく)を働かせていたことと関係するのでは?」 と書いてあります。

空を飛ぶ夜行性のコウモリは大きな耳をもっていますね。

哺乳類の耳には、どんな はたらき があるかなik_19

◆耳はアンテナ

手を耳にあててみてください。よく聞こえますねicon22

耳介には、音を集めるはたらきがあります。 耳を動かせば、あちこちの音がひろえまね。

多くの哺乳類は、耳介を動かす筋肉が発達しています。(私たち人間は、耳をほとんど動かせませんが、、)

ウサギもこのように 耳を左右別々に動かして、周囲の音をキャッチします。


片方の耳だけ立たせたカイウサギ

◆気分の表現

ウマや我が家のネコなどは、警戒したり、おこったりするときに、耳をふせます。


今、どんな気分ik_19

耳はきもちを表わすサインにもなります。

あなたが飼っている動物の耳はどう動きますか? そのとき、その動物はどんなきもちだろう? 

◆熱をにがす

ウサギやゾウは耳の血管から熱を逃がして体温を調節します。


京都市動物園のアジアゾウ

耳の裏側の血管に注目ik_20

暑い時は、耳をぱたぱた動かして、血管に風をあてて、熱を逃がします。

ゾウの自前の耳うちわですicon01


そして、哺乳類(ほにゅうるい)の中でも、耳がそれほど大きくない(頭からはりだしていない)動物もいます。

たとえば、ミーアキャット



アメリカビーバー


どんな環境でくらすのかな?

耳の形と関係はあるかな?  


Posted by ポケット at 10:26Comments(0)構造と機能哺乳類