2019年09月12日
セミの抜け殻調べ

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ニュース和歌山子ども版 2019年8月31日発行
8月18日に、和歌山県生物同好会との共同開催で、わかやま生き物クラブの観察会「セミの抜け殻調べ」を行いました。
講師は、元和歌山市子ども科学館の土井浩先生。
森がある和歌山城公園(動物園付近)と、道路に面した汀公園とで、ぬけがらを採りました。
木々に囲まれた和歌山城公園 ミンミンゼミの声も聞かれました
汀公園 道路に面しています
勤労者総合センターで、集めた抜け殻を調べました。うわ、こんなにたくさん!!

種類をみわけるポイントは 大きさ 形 触覚の節の長さ
でべそがあれば クマゼミ☆
それぞれカウントして、数を足して、割合を出して。 計算がとくいな小学生が、暗算で教えてくれました!!
セミ以外にも、いろいろな生き物を見つけました


おわりに、環境との関わりや、自分のくらしとのつながり などを、考えました。
参加者からは、たとえばつぎのような感想が寄せられました
「セミが環境のものさしになるのが面白かった。ほかにどんな生き物が指標となるのか知りたい」
「自分の家のまわりでも調べてみたい」
「ぬけがらの形がなぜ、こう違うの?」
和歌山経済新聞が記事で紹介してくださいました♪ 以下のサイトをお読みください

https://wakayama.keizai.biz/headline/1423/
2018年11月14日
シカの角

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ニュース和歌山子ども版 2018年11月14日掲載
和歌山公園動物園にいるニホンジカを、2018年秋に見にいきました。
すると、角があるシカと無いシカがいて、角の形が異なりました。
小さな1本角のシカは前年に生まれた1才のオス。枝分かれした角をもつのは3才のオスです。
シカの角は毎年春に抜け落ちて、新しい角をつくります。
角が落ちた直後 (片方ずつ抜けます) 痛そう、、かさぶたがとれたような感じかな

写真提供 和歌山城公園動物園飼育員 結城優里さん提供 イブキ 2018年5月11日撮影
そして新しく、毛の生えた皮膚に覆われた角が伸びていきます。
やまと(♂ 2015年6月2日生まれ) の落ちた角を年度ごとに見てみましょう。

2017年5月9日に落ちた角(やまとが1才の時につけていた角)
2018年春に落ちた角(やまとが2才の時につけていた角)
2才の春に生えた角から枝分かれしていましたね。
角はオスだけにしか生えません。
固い角を使うのは秋! オスどうし角を合わせ、良い場所やメスをめぐり、力を競います。
昨秋は、角の形が整ったいぶき(♂)の方が、優勢でした。
この春はいつころ、角が落ちるでしょうか?
見つけたら教えてね。
◆わかやま生き物クラブで、シカの角を観察

2018年11月に、わかやま生き物クラブの活動(第1回)で、ニホンジカの行動観察をおこないました!
好きな動物を1頭を決めてしぐさをチェック! 20分以上観ていると、いろいろな発見がありました。
興味ある人は、ぜひ、生き物クラブに参加してください

